- - 【実録】学資保険 VS. S&P500 【実録】学資保険 VS. S&P500 - 学費とロスカのはざまで

~蜃気楼の先に見えた500万~

【実録】学資保険 VS. S&P500

~蜃気楼の先に見えた500万~

「2人分の学資保険、やっと終わったぞ…」

どうも、ぽちゃパパです。

このたび――ついに――我が家の学資保険2人分、18年の旅が終了しました!

「俺、よくやった…ホントに…(泣)」

シングルファーザーになってからというもの、

「子どもにだけは不自由させたくない」と思い、

毎月約2万円×18年=432万円を、黙々と積み立ててきました。(長男くん分は3年前に完了)

銀行口座に自動で引かれるたび、

「今月も未来への税金が…」とつぶやいてました。


でも、満期金見て思った。

「え、利息2万円ちょっと?(次男くん分のみ)

オレ、超安全な預金箱に18年閉じ込められてたんじゃ…?」

学資保険の払戻率は101.2%

つまり、216万円を18年積み立てて、受け取ったのは218,592円

利息はたったの25,920円でした。

理解はしていますよ?基本的には元本割れはほぼないし(無いとは言っていない)

入院した時や死亡保障なんかもついているし・・・でもねぇ?

投資を始めてから利回りなんかを考えてしまう訳ですよ。

そこでふとS&P500に目を向けると…

やめときゃ良いのに「仮に同じお金を、みんな大好き「S&P500」にコツコツ18年間、

投資していたとしたら…?」なんて計算してしまいました。


📌 比較条件

  • 毎月:2万円(1万円×2人分)
  • 期間:18年間(216ヶ月)
  • 積立元本:¥4,320,000
  • 学資保険:払戻率101.2%
  • S&P500想定利回り:年11.8%(2004年~2024年 平均11.8%)

Let’s fight!


📊 結果

比較項目金額(約)
学資保険(払戻率101.2%)¥4,371,840
S&P500(年11.8%)¥9,860,000
差額¥5,488,160

「パパ、ちょっと遠く見ていい?」😭


500万……それは“もしも”の世界

確かに、投資にはリスクがある。

でも、あのとき「増やす」選択をしていたら、500万円以上の差が出ていたなんて…。

「この500万、S&Pの向こう側に蜃気楼のように揺れてたんだな…」

「オレは安心を手に入れて、夢を置いてきたんやな…」


それでも後悔はしてない(ちょっとはしてる)

正直に言えば――

学資保険を選んだ当時、投資なんて怖くてできなかった。

離婚して、子ども2人抱えて、毎日がサバイバル。

「大学には行かせてあげたい」

その一心で、安心と義務をお金で買った18年でした。

学資保険で学費の全額を賄える訳ではないので、あと5年ほど学費との闘いが

続きますが、今投資している分を全額処分すれば残りの学費も大丈夫って

感じがするので、昔ほど不安はありません。


最後にひとこと

安心を選んだ18年。

でも、ちょっとだけ夢も見たかったよな、オレ――。


※今回の記事は学資保険を否定する物ではありません。実際学資保険を契約していなかったら資金は消えていた可能性が高いのでw

20年前はネット銀行を使ってネット証券で投資信託やETFを買う知識すら無かったですし・・・ね。やはり大事なのは知識と経験ですね!

投資は怖いという方は学資保険を契約することは良いと思いますが、払戻率の比較はやった方が良いですよ!

ライター紹介 Writer introduction

pochapapa

pochapapa 男性

北海道在住 アラフィフ・バツイチ・白髪頭・ぽっちゃり体型・・・ 大学生と高校生の息子2人を育てるシングルファーザー 会社員歴30年目! 株とFXで資産形成を目論む日々・・・ 少額でコツコツ株と投資信託を積み立てながらFxで火遊び中!(やらかし多め)

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